2008年08月30日

TOYOTAの減速の影響

トヨタ自動車が、一昨日、8月28日に、経営説明会を行って、2009年の世界販売計画を、1040万台から・・・ 970万台に、下方修正すると発表しました。

 このところの景気の停滞傾向により、日米欧での販売にブレーキがかかり、自動車メーカーで初の、1000万台超えを、1年先送りしたことになります。

 で、さらに、今後の戦略として、新型電気自動車を量産していく、と方針の発表もありました。

 しかし、世界のトヨタのこの下方修正、日米欧の内訳では、

北米(当初)310万台 → (修正後)270万台
欧州    145万台 →      130万台
日本    240万台 →      225万台

 ということです。

 トヨタのこの下方修正は、国内のほかの企業にも大きな影響を与えそうです、ね。


 日経新聞(8/29付け)には、トヨタの売上額、純利益、時価総額などの指標や、使用する原材料の量などで、素材産業や工作機械業界、部品メーカーへの影響必至、とあります。

 具体的には、
2002年度   2007年度 全上場企業に占める割合
----------+------------+----------------+----------------
売上    155,015    262,892      5%
純利益    7,509     17,178     9%
時価総額  95,123    171,365    4%
       割合は07年度


 すでに、減産をうけ、部品メーカーのデンソーでは期間従業員や派遣社員の減っているとか、またタイヤのブリヂストンにも、社長が、影響がある、と言っています。

 鋼材についても、国内だけで日本鋼材生産の5%に相当する500万トン超を使用しており、減産でここでも影響が。工作機械業界からも、トヨタの投資抑制が、効いている、とか。


 事実、愛知県の今年6月の有効求人倍率は、1.74倍(これだけでも、スゴイ、のですが)、しかし、1年前と比べると0.31ポイントも低下しています。


 三河港の輸出額も、08年2月から6ヶ月連続で前年割れになっています。


 今回の景気拡大局面で、自動車産業は、大きな景気のけん引役でした。

 自動車輸出額は、05年から3年連続で、2ケタ増、07年は14兆円を突破。輸出総額に占める割合は、07年で、17.2%。10年で、1.6ポイントの上昇。


 産業連関表では、05年において、自動車などの輸送機械の需要が1単位増えることで他産業への波及効果は、2.8倍も

 これは、全産業の平均が、1.9倍であることを大きく上回り、各業種の中でトップクラス(ということは、トップは他の産業で、何?)。


  **)産業連関表の仕組み、について、わかりやすく説明

 **)愛知労働局の資料(求人倍率等) (PDF)
posted by ザッキーニ at 17:23| 高知 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 被雇用能力・転職・再就職・いちおし会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。