2009年03月30日

創薬の手法

きのうは、武田薬品工業が、抗がん剤の新薬を開発、販売していく、と書いたのですが、きょうは、新薬開発の手法としての「マイクロドーズ」というものが製薬各社、力を入れているんだ、ということ・・・


 に触れます。

 ところで、マイクロドーズとは、ですが、マイクロドーズ試験(MD試験などと記されます)は、100マイクログラムなどの微量を体内での吸収度合いや分布などを見る試験のこと。

 従来の治験の第一相試験(安全性確認試験)の前に実施するもので、ごく微量の運用で、有効性や副作用の有無などをいち早く見極めることを目的にしています。

 新薬開発では、治験まで進んでも最終的に医薬品として認可されるのは、8%ほどのようです。

 そのため、莫大な費用(約10年という時間と1000億円の費用)をかけて、薬にならなかったら、もったいないし、利益向上のために、こうしたMD試験などが開発されたわけです。

 エーザイ、田辺三菱製薬、第一三共、小野薬品工業などが東大、北里大学、医薬品開発支援機構などと組んで研究しはじめています。

 ただ、MD試験は、ヒトを対象とするため、安全性や倫理面の問題などにより、GCP等の規制に抵触し、現時点では国内では認められていない、ということです。

 研究が盛んになったいきさつは、PET(陽電子放射断層撮影法:
)やAMS(加速器質量分析法:)という新技術が開発され、法律上、放射性同位元素(RI)と認められない程度の微量化合物を測定することが可能になったためでもあります。

posted by ザッキーニ at 23:54| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 被雇用能力・転職・再就職・いちおし会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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