伏見の寺田屋に立ち寄った龍馬は、たまたま近藤勇が来ていたので、その勇が通された部屋に、ノコノコと入っていくという、非常にフィクショナリズムなシーンが出てきたがです。
近藤勇、原田泰造の久しぶりの出番、です。近藤勇は、武蔵野国石原村(いまの調布市)の出身です。百姓の出ながですが、剣に精出し、15歳とちょっとで、天然理心流の免許皆伝となったがです。
今回は、その近藤が寺田屋で、寝ている龍馬を斬ろうとしたところ、たまたま横に居た千葉道場当主、千葉重太郎(最初のキャストの欄で、渡辺いっけいの名があることが不思議やったですが)も起き上がり、1対2で、対峙するという、場面があったがです。
その場面、これもまたフィクショナリズムでしょうが、近藤は抜いていた刀を、鞘に収めたがです。それは、龍馬らとの間に、立ちはだかった、お龍の行動に、感じたものがあったからのような、「表情」をしたように、思うたがです。
龍馬と近藤はほぼ同世代のようです。龍馬は1867年に暗殺されたがですが、近藤は、1868年に35歳でこの世を去ったがです。(この辺は、また追々に)
いずれにしても、きょうのところ、龍馬と慎太郎は薩摩藩邸に呼ばれ、西郷が長州のところに、行く手はずを整える、というところまで、いったがです。
というところで、次週へ・・・・・。