2010年12月12日

竹中平蔵先生講演会「日本経済の展望」

きのうの土曜日、松山市内のアイテムえひめというところで、竹中平蔵さんの講演会があったので、聞きに行ってきました。お話は、テンポもよく、面白かった・・・

竹中平蔵講演会in松山20101211


 です。

 今回の講演会は、地元の松山大学と日経新聞のコラボ開催とかで、今年度7回目(5回目だったか?)だとか、言うてました。

 画像は、講演開始前の開場の様子で、前のほうは松山大学の学生が多く、そのうしろに一般聴衆が、という並びやったですね。やはり、年配系が主なのはこの手の常套。

 演題は、日本経済の展望、ということでした。さすが、小泉政権の時に、経済財政政策・郵政民営化担当大臣等を歴任されただけあり、自身の経験に裏づけされた「お話」に、皆さん、ウンウンと頷いておりました。

 何点か心に留めておきたい話を書いちょきます。

 まず、冒頭に言ってたことで、@グローバル化が進んでいること Aデジタル化で技術革新が一気に進んだこと。
 2つとも、なーんだ当たり前じゃないか、と思います。もうすでに、グローバル化しているし、ほとんどがデジタルの商品になっているじゃないか、と。

 グローバル化って、世界のどこにいても、ビジネスができうるし、それを可能にしているのがデジタル化ということでもあるわけですが。

 で、竹中氏は、グローバル化していくなかで、世界はフラット化していくんだよ、と言ってました。日本の労働者の多くが、今後も世界のほかの低賃金の国のレベルに合わせるようになっていくだろう、と。そのひとつのイメージが、年収300万円の世界ということかもしれません。

 それと対照的に、新たな価値と冨を生み出していくようなクリエイティブ層も現れてきて、さっきの層と総体的に二極化していくだろうと。こういう層は、人口の集中するエリアから生まれる可能性が高く、衛星から夜の地球を見たときの光の塊をなぞらえて、その塊りが大きいほど可能性が高いと言ってました。世界で一番塊りが大きいのが、東京を中心とするエリアらしいです。2番目がアメリカ東海岸のニューヨーク周辺とか。こういう事象を、スパイキーと言ってました。(このこと自体は、トロント大学のリチャード某先生が、言い出したことのようで、それを引用しちょりました)

 それから、今年は、中国のGDPが日本を追い抜いて、世界2位になる年だ、ということは新聞なんかでも見たり聞いたりしてますが、この先の、経済成長率が一定続くと仮定して、10年以内には、中国のGDPは日本のそれの2倍になる、ぜよとも言ってました(ぜよ、は付いてない^^)。

 *)スパイキーを検索しても、「とんがった髪」とか、そんなんが出てきますが、竹中氏の今回のネタは、ここ(PDF)ですね。G-SECニュースレター2010.10.1号

 ちなみに、経済成長率中国8%、日本1%として、
 1×1.08×1.08×1.08×1.08×1.08×1.08×1.08×1.08×1.08=1.999

 1×1.01×1.01×1.01×1.01×1.01×1.01×1.01×1.01×1.01=1.093

 1.999/1.093=1.83倍

 となる。9年後。

 日本のいまの市場規模が、もうひとつできるってことなが。

 ほかには、現政権に対してのコメントや、政局なんかについて言うてました。来週から年末に掛けて、永田町でなにやら騒動が起こるかもしれませんよ、というようなことも。。

 竹中平蔵氏のホームページ → ここ
 
posted by ザッキーニ at 22:56| 高知 | Comment(2) | TrackBack(0) | 被雇用能力・転職・再就職・いちおし会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
竹中平蔵は、小泉人気と相まって、一時期すごかったですねえ
私は、難しいことは分かりませんが、
経済のフラット化というのですね
経済圏の国同士の生活レベルが、一緒になっちゃうというのですね
確かに、今のレベルを日本で維持するのは難しいんだそうですな
そのため、移民制度導入を真剣に考えてる人もいるみたいですな
Posted by 山口ジジイ at 2010年12月13日 21:48
いまなおも、人気は衰えてないみたいでしたね。

収入維持、お互い頑張りましょおぉ。
Posted by morimachi at 2010年12月14日 00:09
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