2007年01月18日

利上げはそのまま維持


日銀は1月17〜18日の金融政策決定会合で追加利上げの是非を・・・


検討した。

 その結果、景気は当面緩やかな成長を続け、半年ぶりの追加利上げに向けた環境が整いつつあるとの見方が多かったが、利上げをするに足る決定的指標を得ることができず、利上げをしないことに決めた。


 政府・与党には利上げへの慎重意見も根強く、日銀はぎりぎりまで調整を続けた。
 「利上げを正当化するほど、景気の強さを示す経済指標の決定打はない」(政府関係者)との見方もあり、決定会合の判断は注目されていた。



■けん制
 日銀執行部は「個人消費はやや伸び悩んでいるが増加基調にある」として、日銀のシナリオにほぼ沿って景気拡大が続いていると判断していた。

 これに対し、大田経済財政相は16日の記者会見で「前回12月の金融政策決定会合以降、格別、重要な経済データは出てきていない。消費には依然慎重な見方をしている」と述べ、追加利上げを強くけん制していた。


その結果、毎日新聞によると、

<利上げ見送り>日銀総裁、2月以降の早期利上げに含みか


 日銀の福井俊彦総裁は、利上げ見送りを決めた18日の政策委員会・金融政策決定会合後の会見で、一時的な要因による足元の消費の弱さは認めながらも、先行きは「日銀の見通しに沿って推移する可能性が高い」と、経済の持続的拡大に自信を示した。

 経済や物価情勢に大きな異変がないことを強調することで、金利を小刻みに引き上げる姿勢を維持し、2月以降の早期利上げに含みを持たせたとみられる。しかし、市場では「消費や物価に強い指標が見られない限り、日銀は利上げに動けなくなった」との見方も出ている。

 今回の決定会合では、昨年10月の展望リポートの中間評価を公表した。リポートで示した経済見通しについて「天候要因等の一時的な下押し要因もあって個人消費を中心に幾分下ぶれている」と評価したほか、消費者物価も原油価格下落の影響などで見通しに比べて、下ぶれしていることを認めた。

 しかし、日銀は「足元の下ぶれは一時的なもの」との認識で、経済・物価情勢の先行きについては日銀の見通しに沿って推移するとの判断を維持した。

 先行きの経済見通しを重視して、早めの対応を取る「フォワードルッキング」と呼ばれる日銀の政策手法について、福井総裁は「いささかも揺るぎはない」と発言。「日本経済は息の長い回復を続ける」との見通しの下に、徐々に金利を調整していく従来の姿勢を改めて示した。


 今回の会合では、9人の政策委員のうち、3人の委員がすでに「利上げの条件が整った」と判断。一方、福井総裁をはじめ、残る6人は「時間的余裕がある」として、更に丹念にデータを分析する必要があるとの立場だ。ただ、先行きの経済見通しについて9人の認識が一致している以上、2月に過半数が「利上げ派」に回る可能性は十分あり得る。その場合、市場の理解が得られるかどうかが大きな判断材料となるとみられる。

 日銀が今回も「強弱さまざまな経済指標が出ている」(福井総裁)として、利上げを見送ったことで、市場では引き続き、弱めの動きが続く消費や物価関連の指標に焦点が集まりそうだ。

 ただ、「消費の動きを明確に示す指標がない」(日銀幹部)ことや、原油価格の下落で消費者物価の上昇率がマイナスになることも予想され、「当面の間は利上げは難しい」(債券エコノミスト)との見方も出ている。
(以上)


posted by ザッキーニ at 18:45| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生きる力-閑話休題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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