2007年04月10日

LLPの事例

LLPについて、3回目です。 まぁ、大体のことは、わかった、として・・・

 じゃ、あ、具体的にどんなLLPが実際、設立されているのか、ということです。

 検索すると、上位に、あばさけ福井 という 福井弁で「やんちゃ」の意味を持つ「あばさけ」と名付けられたLLP(有限責任事業組合)が、○○年8月31日に誕生した、とあります。

 オンラインショップの研究会「どっと混む福井」で知り合った異業種仲間が、地元ラジオ局でパーソナリティを務めることとなり、その番組企画として、「あばさけブランド」の日本酒を開発・販売しようと考えたことが事の始まり。
 県内申請第一号となり、地元メディアの話題をさらったこともメンバーにとっては“想定内”の出来事だった。

 「LLPなら、すでに出来上がっていた人間関係や役割分担を生かしながら、楽しんで事業活動ができる」と、いうことらしいです。

 ○○は、平成17年?


 この中で、注目は、出資金の規制がなく、少資本で始められる点。
 加えてパススルー課税が採用されているため、法人税がかからない点にひかれました。

 また、他の法人組織などに比べると、組合員同士が対等な立場にあるため、意見交換が活発になり、どんどんアイデアが出てくることを実感しています。「やるか、やらないか」を、メンバーの合議だけで決めていけるので、企画から実現までの時間が短いですね。販促企画のようなスピーディーな運営が求められる業態には、とくに向いているとのこと。

 このあばさけ福井では、損益持分は25%ずつと対等ですが、出資比率は異なり、個人事業主である木村氏が5万円で、残り3名が15万円ずつの合計50万円でスタートしました。

 木村はメンバー1のしっかり者でネットのスキルも高く、LLPをつくる前から、ラジオ番組の公式ブログの運営・管理、スケジュールや打ち合わせの段取りなど、全員にかかわる業務を担ってくれていました。このように、メンバーが提供できる人的資産(能力・人脈・スキルなど)や作業負担の大小も加味して出資格差がつけられることも、メリットのひとつですね。


デメリットとしては、LLP自体の認知度がまだまだ低いところが、難点といえば難点でしょうか。

 それでも、個人事業よりも信用を得やすいでしょうし、法人よりもフレキシブルな経営ができるはずです。メンバーたちも、「自分の会社と違い、いい意味で力を抜いて取り組める」(清水)、
「法人・個人の区別なく仲間として組めるので、やり甲斐があるうえ、学べることが多い」(木村)、
「交流会なら雑談で終わっているような仲間とのブレストが、LLPとしての活動なら事業化されてしまうダイナミズムが面白い。学生時代の部活のよう」(鈴木)

と、LLPでの活動を満喫しています。

 どんな人たちにLLPを勧めたいか、は「すでに人間関係が出来上がっており、プロジェクトを組むようなスタイルで仕事をしている人たちですね。LLPという組合契約を結んでいることによって、組合員としての自覚が生まれ、チームワークが強まり、個々のモチベーションも上がると思いますから。」

 とくに、これまでは、異業種が組む、法人と個人が対等に仕事をする、といったケースにしっくりくる形態はなかったので、LLPには期待しています。


 将来的に、株式会社などに変更する意向は、では、関連法規が変わるなどすれば別ですが、現状のメリットを享受できる限りは、変更の必要はないでしょう。そこで、組合の存続期間も10年間と長めにしておきました。 とのこと。


引用は、もちろん こちら
posted by ザッキーニ at 20:15| 高知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 被雇用能力・転職・再就職・いちおし会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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