2007年08月11日

年金保険料流用禁止法案

きのうの、報道ステーション(久しぶりに見ました〜)で、さきの臨時国会で民主党が提出し、廃案になった「年金保険料流用禁止法案」について・・・ 柳沢厚生労働大臣が、「今後、審議をしていくなかで議論をすればいいのではないか」というコメントを流しました。

 これは、参院選挙前の国会で成立した「社会保険庁改革法案」において、年金保険料を福祉施設には使えないようにしましたが、教育や広報、相談などにかかわる費用には使うことができるということで、この部分も、NGにしようという狙いがあります。

 コメンテーターが、年金保険料を福祉施設以外の、教育や広報、相談関連に使えるようにすると、これも広報、これも相談、と自己解釈がどんどん増えていくだろうから、きっぱり、年金以外はすべて、駄目にしておいたほうがいい、という分かりやすい解説をしていました。

 年金保険料も、共済年金には、手をつけず、厚生年金など民間の年金資金ばかりを使ってましたからね、という話もしてましたね〜。


 しかし、公的年金の流用問題は、wikipedia なんかで、概要捉まえることができると思いますが、これまで、やりたい放題、やってきたってことですね。

 実際、当方も、数年前にサンピア関係で設備の売り込みに行ったことがありますが、設備更新に対する寛大さ、というか、気前よさ、というか、驚いた事があります。

 その時は、私自身に、いいことは^^はありませんでしたが、おそらく、その後も続けていたら、いい関係を構築し、私自身にもいいことがあったであろうことは、考えられます。

 
 さて、この公的年金資金の流用について、ざっと、おさらい(引用)です。

 2004年(平成16年)、国会や新聞報道で、年金福祉還元事業(グリーンピア・年金福祉施設・年金住宅融資)の意義や実施経緯が問題になった。

 事業に関連した公益法人が厚生労働省(旧厚生省)及び社会保険庁の職員の天下り先となっており、国民はこれらの事業の必要性やあり方について疑いを持った。グリーンピアは、施設運営に係る収支状況が平成15年度 までの累計で約8億円の赤字となっていたことから、事業の損失や失敗の責任が問われ、責任の所在を明らかにすべきだと批判された。


 もう、3年前の決定事項ですね。(しかし、市井のわれわれにとっては、日日の生活に追われて、覚えていない・・・ということが悲しい)

 グリーンピアも廃止、ウェルサンピア関係、厚生年金会館施設も場所により廃止等が新聞などでも報道されました。
 
 それと、前後してか(いま記憶のなかで)、郵政関係の郵便貯金に関連する施設、簡保に関する施設、なども地域や場所によって、廃止や売却するという決定がなされ、もうすでに手続きも完了しているところがあります。
 (それに伴い、廃止等では人員の削減策が実施されたことも聞きました)


 年金の運用が、赤字だったというのはもう5年ほど前のことで、直近の数年は、株価上昇、景気回復などで剰余金がかなり、ということも聞いていますね。

 そうした年金の積立金の運用自体は、昨年2006年4月に年金積立金管理運用独立行政法人として設立され、独立した第三者機関として効率的に行い、受託者責任を厳正に適用することとしています。学識経験者からなる運用委員会を置き、資産構成割合(ポートフォリオ)を含む運用方針の検討や運用状況の監視を行っている、ということです。


 時代は、やはり着実に変わっていっているということです。

 参考:厚生労働省 年金局年金財政ホームページ




  ところで、当方も、この年金積立金のことはほとんど、自分には関係ないこと(年金保険料、これからしっかり払わないと・・・^^)、のようは捉え方でしたが、これをみてると、考えさせられますね。

 年金積立金が、約150兆円。(すごいね〜)
 さきの、年金局のホームページで、運用結果が出ていますが、平成17年度の収益額が、10兆円弱!!(6.83%)。 毎月入ってくるお金ですね〜。


年金積立金の運用実績(概要)

平成17年度
年金積立金額 150兆231億円
収益率 6.83%
収益額 9兆8,344億円


平成16年度
年金積立金額 147兆9,619億円
収益率 2.73%
収益額 3兆9,588億円


平成15年度
年金積立金額 145兆6,311億円
収益率 4.90%
収益額 6兆8,714億円


平成14年度
年金積立金額 141兆5,415億円
収益率 0.17%
収益額 2,360億円


平成13年度
年金積立金額 144兆3,315億円
収益率 1.94%
収益額 2兆7,787億円



(注)「年金積立金額」は、時価ベースの数値(年金特別会計に計上されている積立金額から、旧年金資金運用基金の累積損益額を加除した金額)です。


 この潤沢資金について、いろいろ問題提起しているレポートが、 年金2008年問題、市場を歪める巨大資金 と題して、NIRAから出されています。


 今回のアメリカ、サブプライム問題で、欧州中央銀行が市場に緊急供給した資金が15兆円、(翌日にさらに10兆円、合計25兆円)、ですが、この数字、9.11時を超える数字として表されています。

 150兆円は、この15兆の10倍、ですか。

 サブプライム問題は、前グリーンスパン議長の責任だという話もありますが、NIRAのレポートにも、日本の年金運用の件で、少しふれられているみたいです。


 いろいろ、勉強になります。

 で、結局、われわれ、平民はどうすれば、一番いいのでしょうか、ね。

posted by ザキザキ at 12:25| 高知 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 生きる力-閑話休題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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